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図1 Tesla Mortors社のEV「Model S」
図1 Tesla Mortors社のEV「Model S」
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図2 オートパイロットモードでの走行の様子。筆者が米国で体験した
図2 オートパイロットモードでの走行の様子。筆者が米国で体験した
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 米Tesla Motors社は2016年1月15日、同社が販売する電気自動車(EV)「Model S」において、簡易の自動運転機能「Autopilot」を日本で使えるようにしたと発表した(図1、2)。Model Sに搭載するソフトウエアを最新の「バージョン7.0」に更新すると、Autopilot機能が追加される。

 Autopilot機能は、米国で2015年10月に解禁になったのを皮切りに、欧州や中国でも利用できるようになっていた。日本では導入が遅れていたものの、国土交通省の承認を得られたことを受けて、最新ソフトウエアの提供を開始した。Tesla社によると、Autopilot機能は「米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の自動運転基準の『Level 2』に該当する」という。

 今回のソフトウエア更新によって実現できるAutopilot機能は「オートパイロット」「オートレーンチェンジ」「オートパーク」の三つ。

 オートパイロットは、高速道路と自動車専用道路で前方車両の追従機能や自動ブレーキ機能に加えて、ステアリングを制御して車線を維持する機能である。車線または前方の車両、またはその両方を認識している状況で、ステアリング横に設けたレバーを2回押すことで、オートパイロットモードに切り替わる。車間距離や速度を指定できる。

 オートパイロットモードでの運転中もステアリングには手を置くことが前提だが、「メーターパネルにステアリングマークが表示されると、ステアリングから手を離しても走行する」(Tesla社)という。ブレーキを踏んだり、ステアリングを少し左右のどちらかに切ったりすると、オートパイロットモードが解除される。