事業スキーム図  
事業スキーム図  
 (出所:とっとり市民電力)
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 とっとり市民電力(鳥取市)と伊藤忠エネクスは1月21日、電力事業における業務提携に関する契約を締結したと発表した。とっとり市民電力は、再生可能エネルギーなど地域の分散型エネルギーを開発・調達し、顧客に販売する一方、伊藤忠エネクスが需給管理、システム提供などの面でサポートする。

 とっとり市民電力は、伊藤忠エネクスを代表とするバランシンググループ(代表契約者制度)に加わることで、電力需給の同時同量制度におけるインバランスリスクを低減する。

 とっとり市民電力は、鳥取ガスと鳥取市が2015年8月に設立した地域の新電力会社で、鳥取ガスが主体となって運営する。2016年4月の電力小売りの全面自由化に向け、エネルギーの地産地消による地域経済の活性化を目指している。まず、鳥取市の公共施設など電力を販売し、その後、公共施設以外へも拡大していく方針。電源として、メガソーラー(大規模太陽光発電所)も検討している(関連記事)。

 鳥取ガスグループは、とっとり市民電力を電力小売事業のコア事業者と位置付け、同グループの鳥取ガスと鳥取ガス産業(鳥取市)の顧客にも電力販売を検討している。

 伊藤忠エネクスは、とっとり市民電力の電力事業に対し、発電・需給・販売の一貫した機能・ノウハウに加え。改正電気事業法対応の新システムを提供し、安定的な電力需給管理・電力供給を実現するためのサポート業務を担う