設置のイメージ
設置のイメージ
(出所:パナソニック)
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システムの構成
システムの構成
(出所:パナソニック)
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 パナソニックは1月26日、住宅向けに屋根一体型太陽光パネルの新製品を発表した。単結晶シリコンとアモルファス(非晶質)シリコンを組みわせた「ヘテロ接合型」の太陽電池「HIT」のラインナップの1つとなる。

 屋根面自体に架台を組み込んだもので、架台一体型屋根システムと称し、「HITルーフ」のブランドで展開する。2月1日に発売する。

 同社では、HIT専用の「機能屋根システム」を、同社独自の耐震住宅工法(テクノストラクチャー)を採用した住宅向けに、2013年6月から販売してきた。今後は、全国で一般販売していく。

 この屋根システムは、顧客との意見交換などを重ね、対応できる積雪地の範囲の拡大、適応可能な屋根タイプの追加、外観や施工性の向上を目的に改良してきた。販売・施工の実績は、2016年12月末時点で累計464棟となっている。

 屋根に穴を空けずに設置できるほか、屋根の上を無駄なく有効に活用できる点が特徴としている。新築時の設置でも、後付けでも「HIT」パネルをほとんど隙間なく敷き詰めることで、限られた面積の屋根上で発電量を最大化できる。

 例えば、面積60m2の屋根に、6列×7段にパネルを敷き詰め、出力10.29kW分を設置できる。その地域の積雪量によって、設置できるパネルの枚数は異なるものの、一般的な屋根材を使った場合に比べて、最大で出力2.94kW分の差が生じるとしている。

 屋根全体に一体感を与える外観も評価されているという。さらに、屋根面を連続した凹凸断面形状としたことで、積雪荷重に強くなり、垂直積雪量が最大2mの地域でも採用できる。

 この凹凸断面形状は、金属素材に特有の室内側への雨音の反響音の低減にもつながっているという。