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 ホンダの2016年4~12月期の連結決算(国際会計基準)は減収増益だった。売上高は前年同期に比べて6.5%減少の10兆2357億円、営業利益は同23.9%増加の7026億円、純利益は同18.9%増加の5206億円である。

決算を発表するホンダ副社長の倉石誠司氏
図1 決算を発表するホンダ副社長の倉石誠司氏
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 「円高の影響はあったが、販売台数の増加やコスト削減、品質関連費用の減少などによって増益を確保した」──。2017年2月3日に開いた決算会見で、同社副社長の倉石誠司氏はこのように述べた(図1)。

 2016年4~12月期の世界販売台数(四輪車)は、前年同期に比べて6.5%増加の374万3000台だった。地域別の内訳は日本が同1.3%増加の47万2000台、北米が同4.4%増加の149万9000台、アジアが同12.2%増加の146万2000台、欧州が同13.6%増加の13万3000台、その他の地域が同7.8%減少の17万7000台である。

 主力の北米市場では、セダンの「アコード」「シビック」、中型SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)の「CR-V」などの販売が好調だった。北米に次ぐ主力のアジアでは最大市場の中国で、CR-Vや小型SUVの「XR-V」(日本名:ヴェゼル)などの他、「City」や「フィット」などの小型車も販売をけん引した。