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決算説明会に臨む室町氏
決算説明会に臨む室町氏
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 東芝 代表執行役社長の室町正志氏は2016年2月4日の決算説明会で、医療機器子会社の東芝メディカルシステムズの売却見通しに言及した(関連記事1同2)。「価値を高く評価してくれている会社と早く契約を結びたい」とした上で、売却額は「報道のレンジよりは少し高めになる」との見通しを示した。

 報道されている売却額見通しは4000億円程度で、これを上回る額を提示していることを示唆した形。危機的な状況にある東芝にとって、東芝メディカルは「唯一といってよいほどの大きな資産価値」(室町氏)であり、早期に売却契約を結びたい考えだ。2016年1月に1次入札を終えており、続く2次入札では「非常に(応札企業を)絞った形でお願いすることになる」(同氏)とした。

 売却に当たり重視するポイントについては、次の3点を挙げた。第1に売却額。第2に独占禁止法のクリアを含むクリアランスのスピード感。第3に、売却後の確実性。