影や反射光の予測は画像や動画で
影や反射光の予測は画像や動画で
(出所:ラプラス・システム)
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太陽光パネルの下の日射量を解析
太陽光パネルの下の日射量を解析
(出所:ラプラス・システム)
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 太陽光発電関連の計測・表示システムを手掛けるラプラス・システム(京都市伏見区)は1月26日、太陽光発電向けの解析ソフトウェア「Solar Pro」の約50%の値下げと、バージョンアップを発表した。

 2017年4月の固定価格買取制度(FIT)の改正法の施行後は、事業計画の提出が必要になる。このため、予想発電量を解析したり、反射光による周辺環境への影響を予想したりするニーズが高まると見込んでいる。

 こうした需要を取り込む狙いから、価格を改定した。学術向けには、新たにアカデミック版を用意し、教育・研究機関における導入の拡大も目指す。

 「Solar Pro」は、他社に先駆けて1997年に発売された。太陽光パネル1枚ごとの日射や影の影響のほか、さまざまな種類のパネルの特性、気象条件などを考慮した瞬時値の積算により、世界最高精度で発電電力量を算出できるとしている。

 近年問題となっている反射光の影響についても、季節や時間帯を考慮した上で、周囲への影響を予測できる。

 また、今回、太陽光パネルの設置方位や角度、パネル間の距離を変化させながら解析できる機能を追加した。1日単位や年間の発電量が最大となる設計を効率的に導き出せる。影や反射光の予測結果を、画像や動画で出力する機能も加えた。

 さらに、今回、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)に対応した機能を追加した。パネル下の日射量を解析できる機能があり、栽培する農作物に合わせて日射量を調整できる。申請に必要な遮光率も算出でき、発電設備の導入までの手間を軽減できる。

 今後は、遠隔監視システムと連携し、故障診断機能の開発を進めていくとしている。