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 ルネサス エレクトロニクスは、マイコン開発向けのオンチップ・デバッギング・エミュレーターの新製品として「E2 エミュレータ」を2017年2月9日に発売した(ニュースリリース)。2010年に販売を始めた「E1 エミュレータ」の後継機に当たる。

今回の新製品「E2 エミュレータ」 本体にプローブやケーブルが付属する。
今回の新製品「E2 エミュレータ」 本体にプローブやケーブルが付属する。
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 新製品は、同社製のマイコン「RH850 ファミリ」や「RX ファミリ」、「RL78 ファミリ」および一部の車載用SoCのアプリケーション開発に向けたもの。発売時点では、RH850 ファミリ向けにエミュレーションやデバッグといった基本機能を提供する。2017年7月より順次RX ファミリおよびRL78 ファミリへの対応を進める。また、同月より、車載用途や産業用途に向けた追加機能の提供を始める。

 新製品は、統合開発環境(IDE)が稼働しているPCと、ターゲットのマイコンの間に入れて使う。ソフトウエアは付属せず、対応するIDEから新製品をアクセスする(使う)形になる。まず、同社のIDE「CS+」が新製品に対応する。今後、「e2studio」や「MULTI」「IAR Embedded Workbench」といった他のIDEも新製品に対応できるようになっていく予定。

プログラムダウンロード時間を半減

 同社は、既存のE1 エミュレータと比較したときの新製品(E2 エミュレータ)の特徴を3つ挙げる。第1は、エミュレーターからマイコンへのプログラムダウンロード速度を高めて、プログラのダウンロード待ち時間を最大で1/2にまで短縮したこと。この特徴は、2月9日の発売時点から有効である。

プログラのダウンロード待ち時間を1/2にまで短縮 ルネサスの図。
プログラのダウンロード待ち時間を1/2にまで短縮 ルネサスの図。
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■変更履歴
この記事の掲載当初、「新製品にソフトウエアが付属する」としていましたが、「新製品にはソフトウエアは付属せずに、対応する統合開発環境(IDE)が、新製品を利用する機能を持つようになる」ことが分かりました。これにともない、お詫びして、本文と図/写真の説明文を修正しました。現在、本文と図/写真の説明文は修正ずみです。