フランスのElectro Power Systems(EPS)社は2月9日、同社がモルディブで2016年10月に建設したマイクログリッドの稼働後3カ月間の実績を発表した。EPS社は、蓄電池システムやマイクログリッドの開発を手がけるエンジニアリング企業。

 マイクログリッドは、8カ所に分散して設置した出力800kWの太陽光発電システム、容量300kWhの定置型蓄電池システム、1.1MVAのパワーコンディショナー(PCS)、熱電併給の可能な3MVAの発電機などで構成した。合計の設備容量は、4.1MWとなる。

 EPS社のデータによれば、マイクログリッドを建設したリゾート地の電力需要の63%をカバーし、年間に42万3000リットル分の軽油を削減したという。この成果は、2016年10月に稼働を開始したときの予想を50%上回ったとする。

 EPS社は、モルディブでこれまでに2件のマイクログリッドを建設しており、約2300人にエネルギーを供給している。これら2件のマイクログリッドを合わせると、設備容量は10.4MW、太陽光発電システムは1.8MW、定置型蓄電池は600kWh、PCSは2.4MWになるという。