太陽石油山口事業所に隣接する太陽光発電所の建設予定地
太陽石油山口事業所に隣接する太陽光発電所の建設予定地
 (出所:ソーラーフロンティア)
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 ソーラーフロンティア(東京都港区)と日本政策投資銀行(DBJ)、太陽石油(東京都千代田区)の3社は2月16日、共同でメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業に取り組むことで基本合意したと発表した。

 事業主体となるSPC(特定目的会社)「SDTソーラーパワー株式会社」を合弁で設立した。出資比率は、ソーラーフロンティア・57.5%、DBJ・27.5%、太陽石油・15%となる。
 
 山口県宇部市および山陽小野田市にある太陽石油の遊休地に出力約16.5MWのメガソーラーを建設する。2016年夏から着工し、2017年中の運転開始を目指す。年間発電量は約2000万kWhを見込む。これは一般家庭約3880世帯の年間電力消費量に相当する。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、千代田化工建設が担当する。ソーラーフロンティアは、自社製のCIS化合物型陽太陽光パネルを約10万枚、供給するほか、稼働後の保守・管理も担う。

 DBJは、SPCに出資するとともにプロジェクトファイナンスを組成して、事業資金を融資する。出資に際しては、昨年より措置された「特定投資業務」を活用する。「特定投資業務」とは、地域経済の活性化や企業の競争力強化に役立つ成長資金を集中的に供給するため、政府から一部出資措置を受け、時限的かつ集中的にDBJの成長資金(資本性資金・メザニンなど)供給を強化するもの。