PR
図1 アルビジアウルの冬季テストセンターに持ち込まれた試乗車
図1 アルビジアウルの冬季テストセンターに持ち込まれた試乗車
写真奥側に横一列に並べられたのが今回の試乗車。一部の試乗車は既に試乗へとスタートした後だった。
[画像のクリックで拡大表示]
図2 前輪側にEPS、後輪側にAKCを搭載した試乗車
図2 前輪側にEPS、後輪側にAKCを搭載した試乗車
[画像のクリックで拡大表示]
図3 車両に配されたタブレット端末の画面
図3 車両に配されたタブレット端末の画面
前後輪の操舵の様子が表示される。
[画像のクリックで拡大表示]

 ドイツZF社のアクティブ&パッシブ・セーフティー・テクノロジー部門であるZF TRWは2016年2月20日(スウェーデン時間)、スウェーデン北部のアルビジアウルにある冬季テストセンターにおいて、最新もしくは開発中のブレーキシステムやステアリングシステムなどのプレス向けの技術試乗会を実施した。同試乗会に持ち込まれた試乗車は合計十数台。うち8台が開発中の技術を搭載した試験車両である。

 それらの試験車両のうちの一つが、前輪側にデュアルピニオンの電動パワーステアリング(EPS)を、後輪側に後輪操舵システム「Active Kinematics Control(AKC)」を搭載した試験車両である。ドイツVolkswagen社の小型車「ゴルフ」をベースに試作したもので、前輪の操舵角に応じて後輪の操舵角を自動で制御できるようになっている。

 同車両では、後輪を車速60km/h未満の低速域では前輪と反対向きに、60km/h以上の高速域では前輪と同じ向きに操舵する。これにより、低速域では車両の回転半径を減らして車両の取り回しを改善し、高速域では車両の安定性を高める。