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 日本精工は2016年2月23日、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)向けに耐久性を高めた軸受けを開発したと発表した。軸受けの外輪にOリングを2本組み込み、軸受けとケースの間の保持力を高めた。「対応できる回転荷重は従来の5倍向上した」(同社)とする。軸受けの固定部である外輪の位置がずれて、ノイズの発生源となることを防ぐ。

 新開発の軸受は、外輪の周囲に溝を設けて2本のOリングを配置した。Oリングの材料はフッ素系の樹脂を用いた。150℃の高温の油潤滑下で使用できる。軸受けをケースに固定するのに、フランジを設けてねじ止めするなど方法などがあるがコストアップの原因となっている。同社はコストアップを抑えて両者を固定できる方法として今回のOリング方式を開発した。