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 プロトラブズ(本社神奈川県座間市)は、ダブレット・ラボ(本社神奈川県秦野市)がプロトラブズの射出成形サービスを採用したと発表した。携帯用のスケッチツール「w-lette」の製造向け。2000個を製造したという。

 w-letteは、透視パネルと水彩パレット、絵の具、筆記用具ホルダーを一体化したもので、画板とパレットを同時に持つ負担を解消できることが特徴だ(「Makuake」の「w-lette」プロジェクト)。ダブレット・ラボ代表の門脇信夫氏が着想から5年をかけて開発。サイバーエージェント・クラウドファンディング(本社東京)が運営するクラウドファンディングサービス「Makuake」を通じて資金を調達した。試作品の最終モデルには3Dプリンティングを利用したが、量産ではコストが見合わないことから、射出成形を選択した。

 プロトラブズのサービスを選んだ理由として門脇氏は、設計データをアップロードするだけで製造コストを確認でき、個人でも利用しやすいこと、見積もりと併せて製造性解析が提供されることを挙げる。射出成形では、ひけや反りを考慮するなど、設計時に3Dプリンティングとは異なる難しさが発生する。その際に製造性解析を活用したという。量産に向けた設計データの変換では、プロトラブズから紹介された国内の「設計支援パートナー」と連携した。

 ダブレット・ラボは現在、w-lette向けのオプションパーツや後継機、新たな画材の開発を検討している。プロトラブズには、国内での3Dプリンティングの開始による開発から量産までの一貫したサービスを期待するという。