NECネッツエスアイは、調剤薬局業務支援アプリ「kusudama(薬玉)」を手掛けるズー(長野県上田市)と業務提携し、2018年4月から同アプリの全国への販売と導入・保守サービスを提供する。
kusudama(薬玉)は、処方箋入力や調剤前指導、処方監査、ピッキング、調剤監査、服薬指導、薬歴記載、会計などの調剤薬局の業務をすべてタブレット端末で行うことができる。患者との対話時間を増やし、かかりつけ薬剤師の対人業務をサポートするツールである。処方薬と患者情報から薬剤・食物アレルギー禁忌や妊婦禁忌などをチェック・警告するリスクマネジメント支援、在宅患者の服用状況や残薬管理機能など薬剤師の在宅患者支援業務にも対応する。
NECネッツエスアイは、kusudama(薬玉)の販売を通じて、調剤薬局の働き方改革を支援していく考え。2007年から取り組んでいるオフィス改革/働き方改革「EmpoweredOffice」の自社実践・顧客への提供を通じて培ったノウハウと日本全国に有するSI構築・保守・運用の基盤を生かすという。