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金属基板と透明樹脂カバーで超軽量化

 同社は2月27日、30cm角のCIS化合物型の薄膜系太陽電池サブモジュールで変換効率19.2%、7cm×5cmサイズのミニモジュールでは同19.8%を達成したと発表した。変換効率19.2%は、出力210~220W/枚に相当する。こうした研究所の成果を宮崎県の国富工場の生産ラインに応用することで、200W/枚への高効率化の製品化にめどがたってきたという。

 また、超軽量パネルは、従来の標準的な太陽光パネルで使われているガラス基板でなく、金属基板を使う独自技術を採用した。このため太陽電池の支持体として十分な強度を得られ、カバー部材にもガラスでなく、樹脂製の透明フィルムを使える。

 この結果、現行の製品に比べ、厚さ約1.5mmで、重量は約3分の1に軽くなる可能性があるという。加えて、曲げることも可能になった。同社では、2015年にこのタイプのパネルを試作し、シンガポールに試験的に設置した実績がある。同社では、宮城県の東北工場で、新型の超軽量パネルの量産を検討しており、2018年にプロトタイプの生産を開始し、2019年に市場投入を目指している。

 太陽光パネルの高出力化と軽量化は、いずれも屋根上太陽光に求められる重要な要素になる。今後は、これらの新製品を目玉に、住宅や商用・産業模施設の屋根上向けの太陽光発電システムの1つとして打ち出していく方針だ。