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図:立体モデルの周囲から映像を投影する「プロジェクションマッピングテーブル」
図:立体モデルの周囲から映像を投影する「プロジェクションマッピングテーブル」
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 フォーラムエイト(本社東京)と最先端表現技術利用推進協会(以下、表技協)は、全周プロジェクションマッピング技術を手軽に利用できるディスプレー装置「プロジェクションマッピングテーブル」を共同開発し、2016年4月から本格的な販売を開始する(ニュースリリース)。3Dプリンターで造形した立体モデルなどの表面に対して、全周からプロジェクションマッピングによって映像を投影する装置だ。自動車や家電の製品開発におけるデザインのシミュレーションなどでの利用を想定する。

 プロジェクションマッピングテーブルは5台のプロジェクターと1台のディスプレー、マルチ映像を投影するために必要な機器・ソフトウエアなどで構成されるシステム一式をテーブルとして一体化した装置。テーブル中央に対象物を置き、前後、左右、上の計5方向からプロジェクターで映像を投影する。対象物を置く下部には液晶ディスプレーが埋め込まれており、ここにも映像を表示できる。

 立体構造の対象物に対して全周方向の映像を投影するには、多方向から投影するプロジェクターを準備したり映像を合成したりする必要があるが、プロジェクターの配置や複数映像の同期制御、対象物の位置決めなど、高度な技術と経験が必要だ。今回、投影環境とシステムをパッケージ化したことで、手軽に全周のプロジェクションマッピングを実現できるようにした。

 装置の外形寸法は幅1380×奥行き1580×高さ2035mm、投影対象物の最大サイズは幅600×奥行き600×高さ300mm程度。販売はフォーラムエイトが担当し、標準価格は1システムで800万円から。

 製造業向けのデザインレビューの他、展示会やショールームでのプロモーション、建築物や地形、各種解析結果の表示など常設での活用も提案していく。投影用ミラーのサイズを変更することで対象物の背景にリアスクリーンを設置することも可能だ。特定用途向けのカスタム品などにも積極的に対応していく。