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 ドイツDaimler社は2016年4月4日、ルーマニアの子会社であるStar Assembly社が9速自動変速機「9G-TRONIC」の生産を開始したと発表した。Daimler社は9G-TRONICを生産するために、Star Assembly社のSebes工場に3億ユーロを投資し、Star Assembly社は新たに1000人を雇用した。

 9G-TRONICは、最初にMercedesBenzブランドの「E350 BlueTEC」に搭載され、「GLE Coupe」や新型「Eクラス」などにも搭載している。Daimler社は今後数年間で、ほぼ全ての縦置きエンジンモデルに9G-TRONICを搭載する予定。Sebes工場で生産が始まったことで9G-TRONICの生産能力が向上し、今後の需要拡大に柔軟かつ効率的に対応できるようになる。

 Daimler社はルーマニアにStar Transmission社とStar Assembly社の二つの子会社を持つ。2001年に設立したStar Transmission社は、Cugir工場で歯車やシャフトの他、エンジンや変速機、ステアリングシステムの機械加工部品を製造している。2013年に設立したStar Assembly社は5速自動変速機の生産から始め、2014年には7速自動変速機の組立ラインも追加した。今回、9G-TRONICの生産ラインにはサッカーコート10面分の敷地を使っているという。