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 シスコシステムズ合同会社は2016年4月6日、中小企業向けブランド「Cisco Start」の強化策を発表した。

 Cisco Startは2015年9月に発表された日本専用のブランド。100人以下の中小企業向けに開発したギガビット対応VPNルーター「Cisco 841M Jシリーズ」を中心に、ローエンドのスイッチ、無線LANシステム、ファイアウォールで構成される(関連記事)。

 今回の強化策は大きく3つある。1つは日本市場に向けた製品の機能拡充。具体的にはCisco 841M Jにアプリケーション可視化機能を追加する。ネットワーク管理者は、企業内で閲覧・利用されているインターネットのアプリケーションをGUI画面に一覧表示して、業務に不要なアプリケーションを簡単にブロックできる。例えば、ネットワーク帯域が切迫した状況で、YouTubuなどの動画配信サイトへのアクセスをブロックするといった使い方が考えられる。

 2つ目は、Cisco Startのハードウエアとクラウドサービスのセット販売である。Cisco 841M Jと一緒に購入すると、シスコシステムズのWeb会議サービス「Cisco Webex」は1ライセンス3万7900円/年(最低購入ライセンス数は2)、クラウドWebセキュリティサービス「Cisco Cloud Web Security」は1ライセンス3980円/年になる。これは通常価格の半額以下に相当するという。ただし、同価格は終了時期未定のキャンペーン価格であり、「未来永劫この価格でいくというわけではない」(シスコシステムズ専務執行役員の高橋慎介氏)。

 3つ目は販売支援体制の推進で、顧客と販売パートナーをつなげるインターネット上のプラットフォームとして「Cisco SMBマーケットプレイス」を4月6日に開設した。同サイト上で顧客の見積もり依頼から購買判断までをワンストップで支援するとともに、様々なキャンペーンを展開する。販売パートナーが、独自のプロモーション情報を提供することもできるという。

シスコシステムズ専務執行役員の高橋慎介氏
シスコシステムズ専務執行役員の高橋慎介氏