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 バイエル薬品は2016年4月6日、東京都内で社長記者会見を開催。代表取締役社長のカーステン・ブルン氏が登壇し、2015年の業績や今後の事業戦略を説明した。足元の業績は好調だが「製薬業界の環境は不確実性を増しており、事業の変革が欠かせない」(ブルン氏)とし、その1つとしてデジタルヘルス分野の取り組みを紹介した。

登壇したカーステン・ブルン氏
登壇したカーステン・ブルン氏
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 2015年の同社売上高は前年比12.2%増の2795億円。3年連続の2ケタ成長を達成した。経口抗凝固薬「イグザレルト」や眼科用薬剤「アイリーア」などの主力製品が牽引した。一方、薬価改定や医療技術評価(HTA)をめぐる不確実性など、製薬業界は先が見通しにくい状況にあるという。

 これを受け、時代を先取りする取り組みとして進めているものの1つが“リアルワールドエビデンス(実臨床データ)”の活用。特定の条件や患者を対象とする臨床試験で確認した薬の有効性や安全性を、より幅広い患者集団や条件で確認し、エビデンスを補強する取り組みだ。