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DPO70000SX
DPO70000SX
(写真:テクトロニクス)
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 テクトロニクスは2016年4月6日、60GHz帯を使う無線LANの規格であるIEEE802.11adトランスミッターPHYの特性評価およびデバッグのためのテストソリューションを発表した(ニュースリリース)。同ソリューションは、ベクトル信号解析機能「SignalVu(Opt. SV30)」として70GHzリアルタイム・オシロスコープ「DPO70000SX」シリーズに搭載し、残留EVM(Error Vector Magnitude)測定などが可能。

 IEEE802.11ad(WiGig)は、Wi-Fi Allianceが提唱する近距離・超高速の無線規格。PHYレイヤーでは免許不要の60GHzスペクトラム帯域(国によっては最高65.80GHz)の周波数を使い、最高7Gbpsの高速通信を目指している。高い周波数帯では、複数の計測器を同時に校正する必要性や、複数周波数を含むクロスドメインのデバッグの難しさなど、テストや測定にさまざまな課題があった。

 今回発表したIEEE802.11adソリューションは、60G~65GHzのスペクトラムをワンボックスでカバーし、テストのセットアップやデバッグを簡素化できる。RFと時間、各ドメイン間の相関関係が分かるため、デバッグスピードが向上し、潜在的な問題点も詳細に観察できる。また、最高70GHzまでの信号でのライブトリガーに対応する。

 DPO70000SXは、独自の低ノイズATI(非同期タイムインターリーブ)アクイジション技術を採用し、2.5%(-32.0dB)で規定されるEVMを、他社製品と比べて20%優れた確度で特性評価できる。他社製品ではダウンコンバーターおよび2台の計測器が必要となるため、測定確度が低下し、セットアップに時間がかかるという。