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心電と脈波を歯ブラシで
心電と脈波を歯ブラシで
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必要な要素を小型キットに搭載
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枕で就寝中の脈波を。「ロボホン」はクラウドサービスのゲートウェイとして活用
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洗面台の前に立つと足の裏や顔から生体情報を読み取り、鏡に健康状態を表示する「健康管理洗面台」と併せてソリューション展示
洗面台の前に立つと足の裏や顔から生体情報を読み取り、鏡に健康状態を表示する「健康管理洗面台」と併せてソリューション展示
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 歯ブラシや枕、椅子などの日用品に組み込むと、循環器疾患や睡眠時無呼吸症候群などの疾患を予兆し予防できる――。ルネサス エレクトロニクスは2017年4月11日に開催したプライベートイベント「Renesas DevCon Japan 2017」で、そんなリファレンスキット(機器開発用の参照設計)を披露した。キャッチフレーズは「日々の生活用品で健康管理」だ。

 「e-Al ヘルスケア機器開発キット」と名付けたもので、電位差式の心電計測回路や光電式の脈波センサーのほか、データ解析用マイコン、Bluetooth Low Energy伝送用マイコン、A-D変換回路などを小型基板に実装。心電、脈波、および血管の硬さ(血管年齢)を反映する脈波伝搬速度をリアルタイムに測定・算出でき、Bluetooth Low Energyで周辺機器と連携できる。

 展示会場では、このキットを組み込んだ歯ブラシを展示。手で握るグリップ部分に基板を組み込むとともに、ブラシ部分の背面に電極を配置。グリップ部分で脈波を測るとともに、歯を磨く際にブラシ部分の電極が口腔に触れることで心電を測れるようにした。

 このほか、同様のコンセプトに基づく頸部脈波測定キットも披露した。枕に組み込むことで、就寝中に頸部の脈波を測定し、無呼吸状態や睡眠の深さを定量化できる。同キットについては、遠隔見守りや介護支援に向けるクラウドサービスをパートナー企業と開発中だ。