インドの重電大手で国営系のBharat Heavy Electricals Limited(BHEL)社は14日、マディヤ・プラデーシュ(Madiya Pradesh)州のマンドサウル(Mandsaur)で50MWの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設するEPC(設計・調達・施工)業務を受注したと発表した。

 発注元は同じく国営系でインドの電力最大手であるNTPC社で、プロジェクトの受注額は28億2000万ルピー(日本円換算で約46億円)、期間は12カ月である。

 BHEL社は、今年の始めにNTPC社による競争入札で同国南東部にあるアーンドラ・プラデーシュ州のアナンタプル(Anantapur)で50MWのメガソーラーを建設するEPC案件も受注しており、現在建設中という。

 BHEL社は、ベンガルール(Bengaluru、旧バンガロール)の電子機器事業部門が太陽電池と太陽光パネルの製造も行っている。デリー近郊のグルガーオン(Gurgaon)にあるアモルファスシリコン型の太陽光パネル工場(ASSCP)には専任の研究開発部門もあり、電子機器事業部門の太陽電池事業を後方から支援している。

 太陽光発電のEPC事業では系統連系される発電所とオフグリッドの両方をインド国内の様々な地域で手掛けており、これまでに約200MWの実績があるという。

 マディヤ・プラデーシュ州はインド中央部に位置する広大な州であり、マンドサウルはその北西端でラジャスタン州と接している。年間の平均降水量は約787mmで比較的乾燥しており、晴天率が高く太陽光発電には適しているとみられる。