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図1◎苦渋の表情を見せる三菱自動車社長の相川氏
図1◎苦渋の表情を見せる三菱自動車社長の相川氏
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図2◎燃費試験の不正行為を謝罪する社長の相川氏(中央)、副社長の中尾氏(左)、開発本部長の横幕氏(右)の3人
図2◎燃費試験の不正行為を謝罪する社長の相川氏(中央)、副社長の中尾氏(左)、開発本部長の横幕氏(右)の3人
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 燃費を5~10%分良くみせる不正があった──。三菱自動車は2016年4月20日、軽自動車の型式認証取得において燃費試験に使うデータに対する不正を行っていたことを明らかにした。同日17時に国土交通省で会見を開いた同社取締役社長兼最高執行責任者(COO)の相川哲郎氏は「意図的な不正があった」ことを認めた(図1)。

 現在、日本では燃費を台上試験で評価する際に走行抵抗値というデータから負荷(等価慣性質量)を決める。その走行抵抗値を不正に操作した。対象車種は、2013年6月から同社が自社向けに生産している「eKワゴン」と「eKスペース」と、日産自動車に供給して同社が販売する「デイズ」と「デイズルークス」の4車種。2016年3月末時点で、「eKワゴン」と「eKスペース」は累計15万7000台が、「デイズ」と「デイズルークス」は累計46万8000台が販売されている。

 会見では、相川氏の他、三菱自動車取締役副社長で、品質統括部門長、開発担当の中尾龍吾氏、同社執行役員開発本部長の横幕康次氏が出席して謝罪した(図2)。