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 「介護スタッフが安心して働くためのお手伝いをしたい」――。ニフティは2016年4月20日、室内環境データ(温度・湿度・照度)をモニタリングし、エアコンの遠隔操作を行う「おへやプラス PRO」の販売を開始した。在宅中の高齢者を見守る介護事業者向けのサービスである。

 高齢者の部屋に赤外線リモコン付きのセンサーを設置。測定されたデータをクラウドを通じて介護事業者に送り、室内環境に応じて事業者が部屋のエアコン操作を遠隔で行うシステムだ。熱中症や孤独死を防止することを狙う。

今回のシステム
今回のシステム
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 今回のサービスは、2014年12月から個人向けに提供してきた「おへやプラス」を介護事業者向けに改良したもの(関連記事)。従来はスマートフォン用のサービスだったが、ブラウザーベースに変えることでパソコンやタブレット端末からもアクセスできるようにした。

 さらに、複数宅の室内環境を一括管理できるようにし、これまでの温度・湿度に加え、照度の測定を可能にした。照度を測定することで、睡眠時間や在宅時間など生活リズムを把握することができるため、異変の早期発見につなげる考えだ。

 ニフティは、ISP(インターネット・サービス・プロバイダー)としての強みを生かし、今回のサービス専用のモバイルデータ通信端末を併せて提供する。同端末にMVNOサービス「NifMo」のSIMカードをセットして提供するため、回線設置工事が不要。家にインターネット回線がない高齢者宅などでも利用可能にした。