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企業買収は点と点ではなく戦略的に実施

 イベントに登壇したコニカミノルタの山名昌衛社長は、Workplace Hubが同社の戦略商品であることを強調したうえで、2015年以降に買収したドイツMOBOTIX社、米Radiant Vision Systems社がWorkplace Hubの製造業向けソリューションで重要な役割を果たすことを明らかにした。MOBOTIX社はネットワークカメラ、Radiant Vision Systemsは最終工程で製品のキズや欠陥を検出する検査装置を手掛ける。Workplace Hubはこれらネットワークカメラや検査装置、さらに生産設備からの情報などに基づいて、ワーカーや生産設備の稼働状態の可視化、予兆保全などを実行する。「これらの買収は点と点ではなく、IoTソリューションに組み込むために戦略的に実施したものだ」(山名社長)。

 医療分野でもPACSを開発・販売する米Viztek社を2015年に買収。同社のPACSに記録した画像情報をWorkplace Hubで分析して、医療従事者の意思決定を支援する。

Cisco、HPE、MS、SAPがグローバルパートナーとして協力

 イベント後半では、Workplace Hubビジネスのグローバルパートナーとなる米Cisco Systems社、米Hewlett Packard Enterprise(HPE)社、米Microsoft社、ドイツSAP社それぞれの日本法人から経営幹部が登壇した。

 このうちCisco Systems社とはコラボレーション、セキュリティー、IoTデバイスとクラウドの間でリアルタイム処理を実行する「フォグコンピューティング」の分野で協力する。HPE社とはWorkplace Hubのサーバーハードウエアの開発、IoT向けコンバージドシステム「HPE Edgelineシリーズ」との連携、Microsoft社とはOffice 365、パブリッククラウド「Azure」、業務アプリケーション「Dynamics」との連携、SAP社とは中小中堅企業向けのERP(統合基幹業務システム)「SAP Business One」などの業務アプリやIoTプラットフォーム「SAP Leonardo」との連携を進めていく。

統合タイプのWorkplace Hub
会場後方に展示されていたWorkplace Hub
サーバーとデジタル複合機を一体化したタイプ。デジタル複合機の部分がベルリンで展示されていたものより小型になっていた