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図1:スリーエムの透明フィルムを採用した「E235系通勤形車両」
図1:スリーエムの透明フィルムを採用した「E235系通勤形車両」
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図2:フィルムを貼った箇所
図2:フィルムを貼った箇所
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 スリーエム ジャパン(本社東京)は、粘着剤付きのフィルム「3M スコッチカル フィルム」シリーズの透明フィルムが東日本旅客鉄道(JR東日本)山手線の新型車両「E235系通勤形車両」の外装に採用されたことを発表した(図1)。ステンレス合金製の車体に貼って使えるもので、ヘアラインなどステンレス合金の「質感を生かした車両デザインが可能」(スリーエム ジャパン)だという(図2)。

 同シリーズは、耐候性や耐汚染性、施工性、再剥離性に優れるのが特徴。貼る場所や環境に合わせてさまざまなタイプをラインアップしており、鉄道車両の他に壁面の看板、屋外広告に向く製品などをそろえる。一般に透明フィルムを用いると車体にデザインを施すことができるが、従来のフィルムは、ステンレス合金製の車体に貼ると短期間で劣化してしまうため採用できなかったという。

 JR東日本は2017年5月22日以降順次、山手線で新型車両の営業運転を開始する。山手線には49編成を投入。2020年春ごろまでに、現在の主力である「E231系」の500代から置き換える計画だ。

 なお、同シリーズの製品は、東京地下鉄(東京メトロ)銀座線の「1000系」や1000系の特別仕様車両の外装にも採用されている(2017年2月のニュースリリース)。同車両はアルミニウム合金製である。