両面ガラスの太陽光パネルを採用
両面ガラスの太陽光パネルを採用
(出所:Looop)
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 太陽光発電システム販売のLooop(東京都文京区)は5月10日、両面をガラスで封止した太陽光パネルを採用した住宅用太陽光発電システム「Looop Home」を発売したと発表した。

 同社はこれまで、産業用のオールインワン型の太陽光発電システムを展開し、2015年末までに1465件の販売実績がある。住宅用でも、産業用で培ったノウハウと商品開発力を活用し、高品質で低価格なシステムを拡販していくとしている。

 両面ガラスのパネルについては、耐塩害性の高さや、長期信頼性の向上、耐荷重性に優れることによる積雪対応などの利点を強調している。

 単結晶シリコン型で、出力は280W/枚となっている。出力260W/枚を選ぶこともできる。

 国内メーカーによる住宅用太陽光発電システムとして、最安値クラスとなる19万8000円/kWからという価格を実現しながら、パワーコンディショナー(PCS)には国内メーカー製の最新モデルを採用した上、国内企業として唯一となる「パネル出力・30年・80%のリニア保証」を提供するとしている。

 システム保証は10年間で、PCSはIDEC製、オムロン製、田淵電機製を採用している。

 また、HEMS(住宅エネルギー管理システム)を標準で搭載している。