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図1 3D-CAD「Solid Edge ST9」について説明する開発責任者のJeff Walker氏
図1 3D-CAD「Solid Edge ST9」について説明する開発責任者のJeff Walker氏
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 シーメンスPLMソフトウェア(本社東京)は2016年6月13日、3D-CAD「Solid Edge」の新版「同ST9」について説明会を開催、追加した機能の概要について明らかにした(図1)。ネットワーク上のオンラインストレージサービス「Dropbox」(米Dropbox社)、「OneDrive」(米Microsoft社)、「Google Drive」(米Google社)、「Box」(米Box社)などの利用を前提として、きめ細かなデータ管理機能を強化したのが特徴。英語版を2016年7月1日に、日本語版は同7月中に利用可能にする意向だ。

 Solid Edge ST9のライセンス形態は、前バージョン同様に買い切りだけでなく期間限定のサブスクリプションがある。サブスクリプションの場合は、有効期間内はどのコンピューターでも起動が可能(同時には1カ所)。データをオンラインストレージサービスに置くことで、例えば勤務先と自宅など、離れた場所にある別のコンピューターで同じデータを編集できる。

 この際、単にデータファイルをオンラインストレージサービスに置いて使うだけではなく、さまざまな検索や、データ間の関連性の維持といった機能を加えた。例えば、データは部品のサプライヤー、リビジョン、材料といった情報で検索可能にした。3Dモデルから生成した2D図面の関係をリビジョン改訂後も維持し、ファイル名の2重作成を防止する、編集中のデータをロックし他者が編集できないようにする、といった機能を備えた。

 モデリング機能に関しては、タブレットやスマートフォンなどでポンチ絵のようなスケッチを描けるアプリ「Catchbook」との連携機能を設けた。Catchbookの2Dスケッチを基に、Solid Edgeで3Dモデルを作成できる。CatchbookはiOS、Android、Windowsで動く。手描きでラフなスケッチができ、さらにそれを清書して寸法を入れ、精度を整えることも可能。手描きだけであれば無料で使え、寸法の入った図を描けるフル機能版は5.99米ドル。2016年5月から利用可能になっている。

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