PR
図:ブリキコイル
図:ブリキコイル
[画像のクリックで拡大表示]

 新日鉄住金は、米Dole Packaged Foods社(以下、Dole社)への容器用鋼板(ブリキ)の累計出荷が200万tに達したと発表した(図、ニュースリリース)。新日鉄住金は1962年からDole社にブリキを供給しており、シェアは100%という。

 Dole社への供給に当たって新日鉄住金は、[1]品質、[2]コスト、[3]技術開発、[4]安定供給などでDole社のブランド価値向上を支援してきたとしている。[1]については、Dole社はパイナップル缶用のブリキを無塗装で使うため、高耐食性技術で対応している。[2]としては、構造解析技術を駆使して薄手材を提案。これにより、さまざまな缶サイズで軽量化を実現した。[3]では、Dole社の「イージー・オープン・エンド」(缶蓋)の開発に関与し、実用化に貢献したという。さらに[4]として、パイナップルの収穫量によって変動する製缶計画に対応できるように、デリバリー管理を徹底している。

 包装素材が多様化する中、今後も新日鉄住金はブリキ製の金属包装素材で差異化を図る。品質(Q)とコスト競争力(C)、デリバリー対応力(D)、先進技術開発力(D)を磨き、Dole社への累計出荷300万tと取り引き100年に向けて取り組むという。