小海高原太陽光発電所は、小高い丘の上にあるゴルフ場の跡地を活用した。敷地面積は約18万m22となっている。
2017年8月1日に着工し、2019年6月1日に売電を開始していた。太陽光パネル出力は約10.3MW、連系出力は8MWとなっている。
年間発電量は、一般家庭3464世帯分の消費電力に相当する、約1247万2000kWhを見込んでいる。FITによる売電単価は36円/kWh(税抜き)で、中部電力に売電している。
EPC(設計・調達・施工)サービスは、京セラコミュニケーションシステム(京都市)が担当した。O&M(運用・保守)も、同社が担当している。
同社は、インベナジー・ジャパンとSBエナジーが開発を進めている、福島市松川町の約10.5MWにも関わっている。
太陽光パネルは、中国のインリー・グリーンエナジーホールディング製を採用し、3万1680枚を並べた。パワーコンディショナー(PCS)は、ドイツのSMAソーラーテクノロジー製を採用した。