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今回の新製品 ADIのイメージ。
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新製品の主な仕様 ADIの表。
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「ADSP-SC573」の機能ブロック図 ADIの図。
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評価ボードの「ADZS-SC573-EZLITE」 ADIのイメージ。
評価ボードの「ADZS-SC573-EZLITE」 ADIのイメージ。
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 米Analog Devices社は、オーディオ処理用DSP IC「SHARCプロセッサーシリーズ」の新製品として「ADSP-SC57x」と「ADSP-2157x」を発表した(日本語ニュースリリース)。最大動作周波数が450MHzのDSPコア「SHARC+」を2個集積し、5.4GFLOPSのDSP性能を持つ。最大動作温度は105℃と高く、車載機器にも搭載可能だとする。

 450MHz動作でも消費電力は2Wと低くいためヒートシンクやファンが不要で、最終製品の小型化に貢献するという。「ADSP-SC57x」と「ADSP-2157x」の違いは、CPUコア「ARM Cortex-A5」の集積の有無にある。前者4製品はCortex-A5を搭載し、後者2製品は同コアを搭載していない。

 Cortex-A5を制御や通信/インターフェースに使うことで、SHARC+をDSP演算に集中させられるとする。例えばDolby AtmosやDTS:Xといった高度なアクティブ・ノイズ・キャンセリングのアルゴリズムを処理しながら、オーディオ信号の後処理に必要な性能を充分に確保できるという。Cortex-A5のメディア処理コア「NEON」やFPUを利用することで、さらなる演算性能の向上が図れるとする。新製品は車載向け高級オーディオや、民生/業務用オーディオ、産業用システムなどに最適だとしている。

 外部インターフェースとして、1Gビット/秒のEthernet AVBや、MOST150用MLB、CAN 2.0B、USB2.0、SDIOなどをサポートする(製品により対応しないインターフェースがある)。周辺回路としてA-D変換器や、FIR/IIRフィルター、暗号化回路などを集積している。パッケージは製品により異なり、400ボールのBGA(大きさは17mm×17mm)または176ピンLQFP(同24mm×24mm)である。

 米国における、1000個購入時のチップ単価は製品や動作周波数によって異なり、13.99~21.33米ドルである。評価ボードとして「ADZS-SC573-EZLITE」を用意する。