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MIPI C-PHY対応コモン・モード・ノイズ・フィルター パナソニックのデータ。
MIPI C-PHY対応コモン・モード・ノイズ・フィルター パナソニックのデータ。
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 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、スマートフォンやタブレット端末などに向けた内部データ伝送用インターフェース規格「MIPI(Mobile Industry Processor Interface) C-PHY」に対応したコモン・モード・ノイズ・フィルター「EXC16CT シリーズ」を発表した(ニュースリリース)。

 MIPI C-PHY(ver1.0)は、スマートフォンなどのモバイル機器において、カメラやディスプレー間のデジタル信号を高速に送受信する標準規格で、MIPI Allianceが策定した(関連記事)。コモン・モード・ノイズ・フィルターは、プリント配線板の設計における配線長や浮遊容量を介した外来ノイズにより差動伝送をしている2線に発生する同相ノイズを除去するもので、同規格への対応品は「業界初」とする。

 従来品で使われているMIPI D-PHYは、2本の伝送ラインを用いた差動伝送方式だったが、MIPI C-PHYは3本の伝送ラインを使うことで、データ転送レート(信号の送受信速度)を約1.5倍高速化する。今回、内蔵する3つのコイル構造を最適化する技術の開発などにより、MIPI C-PHYに対応したフィルターの設計を可能にした。新製品は1G~5GHzのコモン・モード・ノイズを低減可能で、減衰量は-10dBを達成したという。

 また、独自のめっき微細コイル工法およびセラミック積層工法を用いて、大きさが0.90mm×0.68mm×0.40mm(シングルタイプの標準値)で端子間ピッチが0.35mmという小型パッケージに封止した。MIPI D-PHYで同じデータ量を送る場合と比べて実装面積を約40%削減できるとする。

 サンプル出荷は2016年7月より、量産は同年10月1日より開始する。