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図 京浜急行久里浜線三浦海岸駅に設置予定の「どこでもドア」
図 京浜急行久里浜線三浦海岸駅に設置予定の「どこでもドア」
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 三菱重工交通機器エンジニアリング(本社広島県三原市)と京浜急行電鉄は、扉数の異なる車両にも対応できる可動式ホーム柵(ホームドア)「どこでもドア」(三菱重工)の実証実験を、京急久里浜線三浦海岸駅1番線で2016年秋に開始すると発表した。同駅に来る車両の多くは3扉だが、2扉の車両も乗り入れる。着発する車両のドア数に応じてホームドアの開け方を変える。

 どこでもドアは扉数や扉位置の異なる車両が運行する路線に対応したホームドア。幅の狭い戸袋部で幅広のドアを保持し、ドアを動かす方向や距離によって開け方を変え、例えば2扉車が来るときは2扉車の、3扉車の場合は3扉車のドア位置に当たる場所に開口をつくる。三浦海岸駅に設置するのは最後尾に当たる1両分で、車掌が車両のドアを操作すると、自動的にホームドアも開閉する仕組みになっている。実証実験は1年間継続する予定。国土交通省鉄道局鉄道技術開発費補助金の支援を受けて実施する。

 ライバルに当たる「どこでも柵」(東京大学生産技術研究所と神戸製鋼所の共同開発)については、同様の実験を西武鉄道が西武新宿線新所沢駅1番線で2013年8月31日から6カ月間実施した。設備は既に撤去されている。