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 米Intel社は、学習済みのDNN(Deep Neural Network)を高速実行するUSBスティック型モジュール「Movidius Neural Compute Stick」を発表した(ニュースリリース)。1年程前に買収した米Movidius社が開発のビジョンプロセッサーIC「Myriad 2」を搭載している。

今回の新製品。Intelの写真。
今回の新製品。Intelの写真。
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 新製品はもともと2016年5月にMovidiusが「Fathom Neural Compute Stick」として発表していたもの(関連記事:DNN実行用のUSBスティック、米Movidiusが発表)。同年9月にIntelがMovidiusを買収したことで(関連記事:RealSenseやAIを強化、IntelがMovidiusを買収)、この製品のプロジェクトは一時凍結されていた。今回、これを改めて「Movidius Neural Compute Stick」として発売した。

 スペックなどはFathom Neural Compute Stickと変わっておらず、1W未満の消費電力で100GFLOPSの演算性能を持つ。なお「Fathom」という名称で提供予定だったSDKは、「MvNC」という名称に変った。また、筐体のデザインが変り、Intelのカラーであるブルーを基調にしたものになった。

複数の新製品を接続して高速化。Intelの写真。
複数の新製品を接続して高速化。Intelの写真。
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 新製品の動作環境として、64ビットの「Ubuntu 16.04」が動作するPCが必要。またUSB 3.0での接続が推奨されている。なおUSBハブを使って複数の新製品を同時に使うことで、高速化が可能だとする。

 価格は79.99米ドル。Fathom Neural Compute Stickの予定価格の99.99米ドルから下がった。新製品2017年7月22日~25日にハワイで開催される国際学会「CVPR(Computer Vision and Pattern Recognition)」で先行販売されるほか、いくつかの代理店経由で購入可能とされる。