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図1 システム構成図(パナソニックの説明資料から)
図1 システム構成図(パナソニックの説明資料から)
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 パナソニックは、スマートフォン所持者の位置を最大3mの精度で特定できるシステムを開発、工場や物流施設、公共施設向けに販売を始める(関連記事)。数年後には年間数十億円規模の事業に育てる狙いである。

 開発したシステムは、できる限り既存の技術を組み合わせて位置推定の精度を高めている。専用アプリを導入したスマートフォンと、これが受信可能なBluetoothの電波をID情報とともに発するビーコン、サーバーで構成する(図1)。

 高精度化のために3つの技術を組み合わせた。第1はビーコンである。広いエリアにビーコンを点在させ、スマートフォンが受信したビーコンのIDから位置を推定する。位置特定のために、サーバーでビーコンのIDと位置を対応させる。ビーコンを使う既存の位置推定システムは、あるビーコンのエリアに別のビーコンの電波が入り込み、正確な位置特定ができない恐れがあった。