ドイツ銀行の紹介でマエテルの日本法人がEPC

傾斜に沿うように設置
傾斜に沿うように設置
(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]
調整池の一つ
調整池の一つ
(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]
区画ごとに排水路を整備
区画ごとに排水路を整備
(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]
杭基礎を採用
杭基礎を採用
(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]

 メガソーラーは、丘陵の傾斜をほぼそのまま生かした。傾斜の凹凸に沿って、14万9958枚の太陽光パネルが並んでいる。傾斜に向く基礎として、杭基礎を採用している。

 木を伐採して発電設備を設置することから、保水力の低下が課題となった。雨水が地面の土の上を滑るように流れ、そのまま敷地外に過剰に流出したり、さらに、河川の下流域の水位を急激に上げる恐れがある。

 この対策については、熊本県などと約半年間、協議を重ねて決定した。大きな調整池を二つ設けたほか、それぞれの区画に適切に排水路などを配置したとしている。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、スペインの再エネ関連のEPC事業者の日本法人、Maetel Construction Japan(マエテル・コンストラクション・ジャパン:東京都港区)が担当した。

 マエテルの日本法人は2014年に設立され、日本でEPCサービスを手がけた案件の稼働は、茨城県の出力約33MW、同13MWに続く3カ所目となったという。今後も出力10MW以上のメガソーラーを多く手がけることが確定しており、中には出力約100MWの案件もあるようだ。

 カナディアン・ソーラーの案件を手がけるのは、海外を含めて初めてとなった。ドイツ銀行の紹介によって実現したという。

 今回の益城町のメガソーラーに関して、カナディアン・ソーラーは、開発費としてドイツ銀行の東京支店から120億円の融資を受けたと発表している(関連ニュース)。総事業費は約150億円としており、約8割を融資で賄っている。

 Maetel Construction Japanは、当初2年間のO&M(運用・保守)も担当する。