九州電力の旧・上椎葉弓削線を買収

 丘陵の中にあることから、特別高圧送電線への連系設備の一つである開閉器までの自営線が約5km、そこから九州電力の弓削変電所まで、さらに約5kmを送電して連系している。

 自営線の敷設費に加え、開閉器から弓削変電所までの九電の送電線の工事負担金も要した。

 約5kmの自営線は、17カ所の鉄塔のほか、開閉器の直前で、国道の下を地中埋設して敷設した。

 17カ所の鉄塔のうち11カ所は、九州電力が旧・上椎葉弓削線として使っていた場所と設備を買収した。自営線の約5kmのうち、約3.4kmが買収した旧・上椎葉弓削線にあたる。鉄塔のうち1カ所は、そのまま活用できたという。

 太陽光パネルは、カナディアン・ソーラー製の出力315W/枚と、320W/枚を併用した。出力315W/枚が5万8788枚、出力320W/枚が9万1170枚となっている。

 PCSは、フランスのシュナイダーエレクトリック製を採用した。出力2MW機を17台設置した。

 PCSは直流1000Vの入力に対応しており、太陽光パネル18枚で一つのストリング(接続箱に入力する単位)を構成した。PCSの交流出力は380Vで、これをPCSの隣に置いた中間の昇圧変圧器で22kVに昇圧し、その後、連系用の昇圧変圧器で66kVに昇圧する。