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図:「Mera-AQUA」
図:「Mera-AQUA」
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 三星ダイヤモンド工業(本社大阪府摂津市)は、水と電気だけで処理が可能な過熱蒸気処理装置「Mera-AQUA」を発売する(図、ニュースリリース)。金属の洗浄の他、有機廃棄物の処理、汚泥や植物の肥料・燃料化といった用途を想定する。

 過熱蒸気は、100℃の蒸気(飽和蒸気)をさらに加熱したもの。温度帯に応じて、加熱や焼成、焙煎、洗浄、除菌、乾燥、減容、炭化などに使える。同社は、一般環境で手軽に処理できることをコンセプトに新製品を開発。トクデン(京都市)が製造する過熱蒸気発生装置「UPSS」(Utility Power Super Steamer)を搭載した。同装置は中周波誘導過熱方式を採用しているため電波法の制約を受けず、設置場所を問わない。

 過熱蒸気発生温度は最高950℃で、800℃までの高温過熱蒸気処理実験に対応する。装置の排気温度を60℃以下に抑え、室内環境への影響を減らした。処理時の温度プロファイル設定や試験データの蓄積、試験再評価が可能だ。オプションでクラウドシステムとの連携にも対応し、遠隔地からログデータを取得したり分析したりできる。

 外形寸法は幅1100×奥行き1320×高さ1230cmで、反応炉の容量は7.5L。制御にはキーエンスのPLC(Programmable Logic Controller)「KV-5000」を使い、反応炉内の温度を±10℃で制御できる。粉じんや木酢、オイルミストなどに対応する機器も提供する。