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 スイスAcqiris社が、PCI Express接続のモジュール型デジタイザーの事業を再開する(ニュースリリース:PDF)。PCI Express接続のモジュール型デジタイザーは、産業機器や医療機器、パソコンなどに組み込んで使うOEM向け計測器である。

AcqirisのPCI Express接続モジュール型デジタイザー。同社の写真。
AcqirisのPCI Express接続モジュール型デジタイザー。同社の写真。
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 同社は2006年に米Agilent Technologies社に買収され(関連記事1)、Agilentの中で活動していた。Agilent時代に、いくつか新製品を出している(例えば、関連記事2関連記事3)。Agilentから米Keysight Technologies社が分離した際には、Keysightの中に移った。

 Keysightでは、米Hewlett Packard社-Agilent時代と同じく主力はボックス型の計測器だが、モジュール型計測器もずっと行ってきた。最近は米National Instruments社起源のPXI Express(PXIe)接続のモジュール計測器に力を入れている(関連記事4)。PXIeはPCIeを拡張しており、PCI e接続のモジュール計測器とPXIe接続モジュール計測器の外観は似ている。しかし、用途が異なる。PXIe接続モジュール計測器は、専用のシャシーに挿してユーザー独自の計測システムを構成する、というのが基本的な使い方である。

 形は似ているが用途が異なることから、KeysightはPCI Express接続のモジュール型デジタイザーの事業を分離することを決めたようだ。この事業のチームがAcqirisとして、10年以上の時を経て2017年8月1日に復活した。Acqirisのホームページには「Acqiris 2.0」のキーワードが書かれている。