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 ヤマハ発動機が東南アジア地域で好調を維持している。同社は2017年8月8日、2017年上期(1〜6月)の連結業績を発表した(図1)。2輪車が市民の“足”となっているフィリピンやタイ、ベトナムなどの東南アジア地域で前年同期比約2%増の136万2000台を販売。特に高価格な2輪車が好調で、売上高は同約12%増の2609億円とした(図2)。

図1 ヤマハ発動機 ロゴ
図1 ヤマハ発動機 ロゴ
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 好調な東南アジアでの販売を支えているのは「プラットフォームモデルやグローバルモデルだ」(ヤマハ発動機取締役の日髙祥博氏)という。共通のエンジンプラットフォームを用いた車種である、排気量125ccの空冷エンジンを搭載した「QBIX」や排気量155ccの水冷エンジンを搭載する「AEROX」などのスクータータイプの車両がけん引した(図3)。

図2 東南アジア地域の収益状況
図2 東南アジア地域の収益状況
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図3 東南アジアの主力車種
図3 東南アジアの主力車種
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 2017年上期の2輪車やマリン、特機などを含む全事業合計の売上高は前年同期比約6%増の8281億円、そのうち新興国の2輪車事業は同約9%増の3655億円、先進国の2輪車事業は同約2%増の1437億円だった(図4)。

 全事業を合わせた営業利益は同約26%増の822億円となった。ヤマハ発動機社長の柳弘之氏は「来期以降は少しでも計画遅れしている事業を挽回して収益を積みます」と意気込んだ。

図4 2017年上期(1〜6月)の収益状況
図4 2017年上期(1〜6月)の収益状況
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