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 中央社会保険医療協議会(中医協)は2017年8月23日の総会で、医療機器の保険適用について議論した。皮下にセンサーを挿入して間質液中のグルコース濃度を持続測定し、血糖値の変動を推定する「FreeStyle リブレ」については、技術料で評価する案が示され、了承された。同年9月1日から保険適用される(関連記事)

 FreeStyle リブレは、指先穿刺による血糖値、血液中ケトン体(βヒドロキシ酪酸)の測定に加えて、上腕の皮下にセンサーを挿入して間質液中のグルコース濃度を最長14日間にわたって持続的に測定する機能を備える(日経メディカルOnline関連記事:糖尿病診療を変える「低価格」持続血糖測定器)。センサーは1分ごとに間質液中グルコース濃度を測定し、15分ごとに測定値を記録。間質液中グルコース濃度から血糖値の変動を推定することで、自己血糖測定による血糖値管理を補助する。センサーをリーダーにかざすことで、センサーを挿入したままでも随時、測定結果を確認できる。

 製造販売元のアボットジャパンは、同製品の推定適用患者数を年間65万人としている。

 厚生労働省は、FreeStyle リブレの保険償還価格について、特定保険医療材料として設定するのではなく、技術料で評価することを提案。2018年度診療報酬改定までの間は準用技術料として、血糖自己測定(SMBG)を行った場合の加算である「血糖自己測定器加算」を用いることとした。血糖自己測定器加算は「月20回以上測定する場合」の400点(3カ月に3回まで算定可)から、「月120回以上測定する場合」の1500点(同)まで、6段階の点数が設定されている。報酬は、血糖自己測定を行った回数に基づき算定する。

 このほか、同日の総会ではレメイト・バスキュラー合同会社が製造販売する「レメイト オーバーザワイヤー 静脈弁カッター」、日本メドトロニックが製造販売する「Micra 経カテーテルペーシングシステム」の保険適用も了承された。