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ネットワーク血圧計を使って血圧管理を

 被検者は最初に一度、全員が被検者としての適合確認を兼ねた対面診療を受け、遠隔診療群はその後、6週に1度、遠隔受診。1年後に再び対面診療を受ける。遠隔診療の内容は、ネットワーク血圧計で週3回以上、血圧を計測してスマートフォン経由で測定データをサーバーに送信。担当医が6週ごとに血圧トレンドを見て遠隔診療時に患者へフィードバックする。なお、血圧の測定値が設定値を超えた場合や、測定データの送信が3日以上ない場合などに医師へ通報する機能も備える。

遠隔診療のイメージ
遠隔診療のイメージ
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 遠隔診療時はテレビ電話で医師と患者がコミュニケーションを取り、必要に応じてチャットや画像の送信機能なども使う。医師は所見と治療方針を伝え、患者の意思確認の上で内服薬を処方。薬は患者の自宅に郵送する。遠隔診療の費用はポートが収納を代行する。

 この事業に期待する効果として、東京女子医大は、遠隔診療が従来の対面型診療に劣らないこと(非劣性)、家庭血圧に基づく精密な判断で従来型診療より優れた血圧管理が可能になること(優越性)、心血管病予防による将来の医療費削減、被検者の仕事や生活の効率向上につながり、自主的な運動に時間を配分できるようになることなどを挙げた。