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医療機関側のメリットを検証

 診療は保険診療の範囲で行う予定で、診療報酬制度上、今回の事業での診療は「電話等再診」以外の適用が難しいことに加え、通院にかかわる交通費も不要となるため、患者の経済的負担は対面診療より軽くなる見込み。なお、遠隔診療サービス自体の利用料は今回、患者には負担させない方針だ。

ネットワーク血圧計はオムロンの「HEM-9200T」を採用。Bluetoothでスマホの専用アプリに測定データを送信する(写真:日経デジタルヘルス)
ネットワーク血圧計はオムロンの「HEM-9200T」を採用。Bluetoothでスマホの専用アプリに測定データを送信する(写真:日経デジタルヘルス)
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 患者にはメリットが多そうな一方、医療機関側がどんな恩恵を受けられるのかは未知数であり、今回の事業で検証していく。行政からみた経済的効果も、短期的にはこれまで受診しなかった人が受診するため、医療費が増えることが予測され、遠隔診療で血圧を管理し、心血管症を予防した効果が表れるのは一定期間後になるとみられる。