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図1:新工場の金型加工エリア
図1:新工場の金型加工エリア
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図2:新工場の保管ラックエリア
図2:新工場の保管ラックエリア
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 プロトラブズ(本社神奈川県座間市)は国内の製造体制を強化し、サービスを拡充する。2016年8月、約7億円を投じて工場を移転・拡張した(図1、2)。2016年内に2色成形品の樹脂射出成形サービス、鉄とステンレス鋼の短納期(1~3日)での切削加工サービスを開始する他、3Dプリンターでの造形サービスも計画している。

 新工場の延床面積は9000m2で、同社が日本で事業を開始した2009年の9倍となった。2016年末までに射出成形の製造能力は年間1500型以上に、切削加工の製造能力は4万5000パーツ以上になる予定で、従来の50%増に当たる。2017年も設備を拡張し、既存の製造サービスを拡充する他、新素材への対応と新規サービスの追加を計画している。

 具体的には、射出成形で2016年10月に2色成形サービスを開始。切削加工では、同年12月に鉄とステンレス鋼(SUS304)のミリングと旋削へ対応する。加えて、欧米で既に展開している3Dプリンターでの造形サービスを、日本国内でも2017年中か2018年初めまでに開始する。「3Dプリンターでは切削加工ではできない形状も製作できる。顧客の要望に応じて、切削、射出成形、3Dプリンターの中から最適方法で対応できるようにする」(同社)という。

 併せて人員も増やし、2015年末の73人から2016年末には85人とする。製造能力をさらに増強し、顧客への支援を強化するために、2017年には100人体制とする予定だ。

 その他、国際規格に準拠した品質保持や環境への配慮、情報のセキュリティー性の向上を目的として、ISO9001と同14001、同27001の認証審査を申請している。2017年3月までに、これら3種の認証を取得する計画だ。

 同社が展開する試作サービスや小ロットの受託製造サービスは、需要が拡大しているという。国内における同社の売上高は、2015年には2010年の10倍以上に成長した。こうしたニーズの増加を背景に、同社は今後も追加投資し、製造能力の向上とサービスの拡充を図る。

■変更履歴
掲載当初、新工場の延べ床面積が2009年の7倍と記載していましたが、正しくは9倍でした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。[2016/10/11]