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Carr-E
Carr-E
最終選考に残った1人乗り移動体
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Carr-Eの構成部品
Carr-Eの構成部品
多くのセンサーを搭載したインテリジェントな乗り物
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TriCiti
TriCiti
電動折り畳み三輪車
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折り畳んだ状態のTriCiti
折り畳んだ状態のTriCiti
航続距離は30km
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eChair
eChair
車いすの上げ下ろしを自動化
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 米Ford Motor社は2016年11月3日、社内コンペ「Last Mile Mobility Challenge」で選ばれた電動パーソナルモビリティを発表した。都市部において駐車場から最終目的地まで、クルマが乗り入れられない区間で使用する電動モビリティーを開発する企画で、633件の提案があった。

 これらの提案のうち、電動乗用台車「Carr-E」と電動折り畳み三輪車「TriCiti」、自動積み下ろし機能付き電動車いす「eChair」が選ばれた。

 Carr-Eは重さ118kg(260ポンド)までの人間や荷物を積載でき、最高速度は18km/h(11mph)、航続距離は22km(14マイル)である。円形の車体の前後左右に4輪を搭載している。人はその上に立って乗り、体重移動で操作する。

 荷物を載せた場合は、ユーザーが持つトランスミッターについて行く。ドイツ・ケルンの拠点にいるシステムエンジニアのKilian Vas氏が提案し、同僚のDaniel Hari氏、上司のUwe Wagner博士らとともに開発した。デザインはFord of Europe社のデザイナーが手掛け、アーヘン工科大学が試作機を造った。

 TriCitiも、乗用と荷物積載用のどちらにも使える。折り畳めるため、自動車や公共交通機関に載せて運ぶことができる。最高速度は19km/h(12mph)、航続距離は30km(19マイル)。Ford of Europe社の車両設計者であるJames Neugebauer氏、Torsten Gerhardt氏、Robert Spahl氏らが開発した。

 軽量素材を使用したeChairは、車いす利用者がクルマに乗降する場合に、車いすの上げ下ろしを自動化したもの。車いす利用者の移動の自由度を高める。ベルギーLommel試験場のエンジニアであるGunther Cuypers氏、Robin Celis氏、David Longin氏らが開発した。