再参入では戦略を転換、プロジェクト開発や管理に

 BP社は今年2月に発表した「BP Energy Outlook(BPエネルギー概況)」で、太陽光発電の設備容量が過去4年で3倍以上に増加し、2016年だけでも30%以上の成長を遂げたことを明らかにしていた(関連記事1)。今後も、2035年までに世界の再生可能エネルギーによる電力の約3分の1、全電力の10%を太陽光が占めると同社は見ている。

 BPグループのBob Dudley最高経営責任者(CEO)は、「太陽光事業に再参入するに当たり、新しいビジネスに挑戦したい。以前は太陽光パネルの製造が中心だったが、今回はLightsource BPが世界中で持つ主要な太陽光発電プロジェクトでの開発や管理のノウハウを通して価値を成長させていく」と、同社が過去に取り組んだ太陽光事業との違いを強調する。

 Lightsource BPは今後、世界中のメガソーラー(大規模太陽光発電所)プロジェクトへの需要に的を絞り、特に電力系統に連系される発電所と企業による電力購入契約(PPA)に集中して取り組むという。同社は、主に米国、インド、欧州、中東でLightsource社が取り組んでいる6GW分のプロジェクトの開発や推進を継続していくとしている。

 Lightsource社は、欧州で最大の太陽光発電デベロッパーという。同社がこれまでに手掛けたプロジェクトには、英国テムズ川沿いの水上メガソーラー、家畜の放牧地を活用したメガソーラーなどの事例がある(関連記事2)(関連記事3)(関連記事4)。