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記者会見に臨む瀧口氏
記者会見に臨む瀧口氏
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 「新しい社名のもとでも“Made for Life”という理念は変えずにやっていきたい」――。

 東芝メディカルシステムズ代表取締役社長の瀧口登志夫氏は、決意を新たにするようにこう語った。2016年12月19日に同社とキヤノンが開催した記者会見(関連記事1)。キヤノン 代表取締役会長CEOの御手洗冨士夫氏の挨拶の後、「すべては(東芝が東芝メディカル売却の意向を表明した2015年)12月21日に始まった」と、瀧口氏はこの1年間の思いを静かに語り始めた(同2同3)。

 「いろいろなことがあったが、Made for Lifeのスローガンのもと全社一丸となって乗り越えてきた」。瀧口氏が何度も口にしたのが、Made for Lifeという言葉。東芝メディカルの経営スローガンであり、「世界中の患者に新しい技術と医療を届ける。これを顧客と一緒に実現する」(同氏)との思いが込められている。この理念を「一番評価してくれたのがキヤノンであり、今日を首を長くして待っていた」。

 瀧口氏は東芝メディカルのミッションを、こんな言葉でも表現した。「より効率の良い医療を臨床医が提供するのを支援するために、それに必要な情報を収集・統合・加工する」。そのうち、これまでは画像診断分野に力を注いできた。今後は個別化医療や医療経済性の追求、新興国の医療ニーズといった「メガトレンドを取り込みながら、使命を果たしていく。キヤノングループのCapabilityと統合することで、その新たな地平が見えてくる」(同氏)。