パワコンの重要性

 6位には、PCSの機能や役割を解説したコラムが入った。公開したのは2014年1月で、3年間以上も読まれ続けている。

 PCSは、直流の発電電力を売電用の交流に変えるだけでなく、より高効率に発電するための制御などを担っている。遠隔制御もPCSで実行される。

 高圧や特別高圧送電線に連系する太陽光発電所のほとんどは、集中型のPCSを採用している。集中型のPCSは、メーカーが稼働後6年目に精密な点検と、一部の部品の交換を推奨しており、発電所の事業計画に組み込まれていることが多い。

 この6年目の精密点検や修繕について、PCS大手の東芝三菱電機産業システム(TMEIC)が解説した記事も関心を集めた。

6位:パワコンの役割や機能は、発電した電力を直流から交流に変える以外にもあるのでしょうか?(下)(2014年1月公開)

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「パワコンには消耗部品もある。稼働6年目に精密点検を」、TMEIC(73位)

パワコンの役割や機能は、発電した電力を直流から交流に変える以外にもあるのでしょうか?(上)(110位:2014年1月公開)

PCS本体のエアフィルタと冷却ファンは消耗品
PCS本体のエアフィルタと冷却ファンは消耗品

風力、波力

 次いで、風力発電の教訓を語ったインタビュー記事が入った。風力発電も、太陽光発電と同じように、その土地ごとに環境が異なり、最適なシステムは異なる。適切なシステムが開発され、展開されることが望ましい。

 他の再エネでは、波力発電の実証を報じた記事も上位に入った。風力発電と同じように、使用する海の場所や状況によって、適したシステムは異なる。

 さまざまな工夫によって、多くの再エネ発電技術が広がっていくことに期待したい。

10位:「風車メーカーはものづくりの基本に戻れ」、名古屋産業大学・清水幸丸教授

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波力発電を国内で商用化へ、「浮遊式」の実証結果を公表(67位)

住宅太陽光の改正FIT法への移行手続き、最終的な責任は?

 次いで、FITの改正法への移行手続きに関するコラムが入った。

 改正法の施行によって、すでに売電している発電所や住宅も、新制度による認定に移行する必要がある。このためには、「事業計画」を提出する必要がある。住宅の場合、こうした変更を知らない所有者が多く、突然「お知らせはがき」が届いてびっくりしている状況の続出と、移行できずに認定が失効した場合の関連事業者の法的なリスクなどを解説している。

 この記事のほか、太陽光発電システムに関する訴訟や法的なトラブルを報じた記事が、閲覧数の上位に入った。

 太陽光発電所や発電設備を備えた建物は、長期間にわたって運用される。近隣住民や地域への配慮や安全性の確保など、計画立案時に配慮すべき点は多い。

11位:住宅太陽光の改正FIT法への移行手続き、最終的な責任は誰に?

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