自動運転で変わる内装・HMI開発
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テスラやバイトンに見るクルマの価値転換
クルマの価値が外観デザインやパワートレーンから、内装やHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)にシフトしてきた。背景にあるのは、CASE(コネクテッド、…
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シートメーカーが仕掛ける下剋上、自動運転車の開発競う
クルマの内装やHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)の分野で部品メーカーの連携や買収が活発化してきた。中でも目立つのが、シートメーカーと快適・安全装備…
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VWが挑む次世代HMIの設計革新
自動運転を背景にクルマの内装やHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)が様変わりしようとしている。キーワードは「システム統合」だ。これまでバラバラだった…
MaaSで変わるクルマの電子プラットフォーム
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VWがソフトとハードの分割発注へ 激変する部品供給網(上)
自動車最大手のフォルクスワーゲンが、ハードウエアとソフトウエアを分割して開発できる車載電子プラットフォーム(基盤)の刷新に力を注ぎ始めた。ソフトとデータが車の…
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出遅れたボッシュ、コンチネンタルを猛追 完成車vs部品の新競争(中)
ドイツ・フォルクスワーゲンがもくろむハードウエアとソフトウエアを分割する新しい車載電子プラットフォーム(基盤)「E3」。開発に成功すると、それぞれ異なる企業に…
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トヨタ追従のデンソー、正反対を歩むメガ2強は「下克上」(下)
自動車のハードとソフトの分割発注時代を見据えて、完成車メーカーとソフト開発の主導権を争うメガサプライヤー。ドイツ・コンチネンタルと同ボッシュの2強は、完成車メ…
メガサプライヤー2030年の展望
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ジェイテクト、電動パワステのソフト力で勝負する
電動パワーステアリング(EPS)世界最大手のジェイテクトが将来に向けて動き出した。最も注力するのがソフトウエアだ。
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Continental、レベル3普及せずエンジンは終焉
買収を繰り返して事業の分野を広げてきたドイツ・コンチネンタル(Continental)。これまで急成長を支えてきた全方位の拡大戦略を転換し、注力する領域を絞り…
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Bosch、モノ売りからIoT企業に変わる
ボッシュはクルマの電動化や自動化、ネットワーク化に向けて、電子技術とソフトに注力していく。電動化では過去1年半で約1.5兆円の受注を獲得した。
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デンソー、「熱」を自在に操り半導体は内製
「当社には熱がある」─。あるデンソーの技術者は言う。比喩ではなく、文字通りだ。欧米のメガサプライヤーになく、デンソーが強みを持つのが熱を自在に操る技術である。
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CASEに立ち向かう
2016年秋、ドイツ・ダイムラー(Daimler)社長のディーター・ツェッチェ氏が“CASE”構想を公表し、話題になった。
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ZF、AI活用し車酔い防ぐ
「渋滞、環境汚染、車酔い、事故―。現在のクルマは人々や社会とのバランスを失いつつある」。ドイツZF(ZF Friedrichshafen)CEO(最高経営責任…
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アイシン精機、協調制御やシステム化で差異化
アイシン精機は、従来のハードウエア中心の事業モデルからの脱却を図る。電動アクスル、車室内監視、物流支援システムなど、新事業に注力していく。
逆風EV、エンジンとの決戦は新局面
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モーターは誰でも利用可能な技術に、ネット経由で手軽に制御
モーターの応用範囲やユーザー層は、自動車分野を越えて広がっており、モーターを誰もが利用しやすくする製品の開発が活発化している。使い勝手の向上を目的に、モーター…
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夢の「超電導モーター」が現実に、飛行機・クルマ・鉄道で開発が加速
研究対象であっても実用には程遠い――。「超電導モーター」と聞いて、そう考える技術者は少なくないだろう。しかし、既存の超電導関連技術を使っても実用化の目標は20…
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安価な全固体電池が登場、エネルギー密度の限界突破で実用化前倒しへ
新しい全固体電池の技術が登場してきた。安価で大容量の全固体電池が、これまでの実用化シナリオを大きく前倒しして実現する可能性が出てきた。開発したのは、ベルギーの…
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EVシフトでモーター技術者は争奪戦へ、日本電産が仕掛けた系列破壊
自動車メーカーが進めるEV化で、モーターの開発競争が激化している。競争軸は、小型・軽量・高効率に加え、コストとノイズ・振動の大幅な低減だ。インバーターや機構部…
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テスラ「モデル3」にSiCと新制御、GaNは電動航空機を狙え
GaN/SiCパワー半導体を応用したインバーターなどの研究を進めている名古屋大学 教授の山本真義氏(未来材料・システム研究所)が、米Teslaの新型EV「Mo…
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シリコンパワー半導体は高温対応と300mm化、新型はコスト削減が急務に
EV(電気自動車)をはじめとする電動化によって急拡大が見込まれるパワー半導体市場。メーカー各社は、増産投資に踏み切るとともに、新技術の開発を加速している。既存…
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安さと総合力のシリコンに、長期戦で挑む新型パワー半導体のSiCやGaN
低損失で高耐圧、冷却装置や受動部品を小型・安価にする─。SiCやGaNといった新型パワー半導体が、その特徴を強みにEV(電気自動車)や電車、産業機器、家電など…
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EVに載ったトヨタの全固体電池、開発に8年、走行試験に成功
トヨタ自動車は、電解質が固体のLiイオン2次電池である「全固体電池」を8年前から開発し、最近になって当初の目標値を達成。同社の1人乗り電気自動車(EV)「CO…
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エンジンの終焉は秒読み? ドイツの専門家会議で見た反撃
エンジンは終焉を待つばかりか。そんな気持ちになりそうな中、ドイツで毎年10月に開催されるパワートレーン国際会議「アーヘンコロキウム」を訪れてみたところ、なんだ…
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ノーベル賞・吉野氏が描く第4次産業革命、電池コストは問題にならなくなる
リチウムイオン2次電池の開発で2019年のノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏。ただ、自身はその栄光にただ浸ろうとはせず、「未来に向けてミッションを与えられた」と…