
特設
木材活用最前線
新着記事
-
目指す建築はCLT工法の見本市
CLT(直交集成板)に在来の軸組み工法や在来の高耐力パネル、トラス梁などを組み合わせる建物の構想が大分市内で進んでいる。大分県木材協同組合連合会(大分県木連)の事務所などが入居…
-
CLT告示化へ大詰めの実大振動実験
「パキッ、パキッ」。振動台に並べられた2つの木造試験体が、大きく揺さぶられた――。防災科学技術研究所の兵庫耐震工学研究センター(通称、E-ディフェンス)で1月19日に公開された…
-
法隆寺に次ぐ「木造世界一」認定、南陽市文化会館
山形県南陽市の南陽市文化会館が、「最大の木造コンサートホール」としてギネス世界記録に認定された。申請したシェルター(山形市)によると、日本国内の木造建築物でギネス世界記録に登録…
-
-
宙舞う木造個室ユニット、建築の新工法に挑戦
重さ約1.5トンの木造個室が宙を舞い、建物ができあがっていく――。東京都足立区に建つ、特別養護老人ホーム「花畑あすか苑」の施工現場での一コマだ。中・大規模木造建築物の建設におけ…
-
共感と循環で差別化を図る木づかいのストーリー戦略
10月21日に東京・目黒雅叙園で開催された「木材活用フォーラム2015」。「中高層建築への木材利用促進の可能性について検討する研究会」の活動報告を兼ねたセッション会場には多くの…
-
みなとモデル制度に対応する木づかいの付加価値
東京・目黒区の目黒雅叙園で10月21日に開催された「木材活用フォーラム2015」。「中高層建築への木材利用促進の可能性について検討する研究会」の活動報告を兼ねたセッション会場に…
-
-
地方創生を実現する木造・木質化の価値
10月21日、東京・目黒区の目黒雅叙園で「木材活用フォーラム2015」が開催された。会場では、「中高層建築への木材利用促進の可能性について検討する研究会」の半年間の活動報告を兼…
-
商業施設で木造が付加価値を生んだケース
木材活用フォーラム2015のセミナープログラム最後の講演を行ったのは、三菱商事・ユービーエス・リアルティのリテール本部長である荒木慶太氏と、同社不動産運用部のシニアマネージャー…
-
木造+RC造の地産地消オフィスビル
今回はハイブリッド構造のオフィスビル「LCT ONE」を紹介する。この建築の特徴は、ただ単に木造を活用するだけでなく、地元の林業や製材所、建設会社が一体となって建築資材を地産化…
-
-
実例に学ぶ木のメリットを生かす使い方と必要な技術開発
木材活用フォーラム2015のセミナープログラム午後の部は、東海大学教授の杉本洋文氏による講演から始まった。計画・環境建築代表で建築家でもある同氏は、自ら手掛けた木造建築の事例な…
-
木質化した駅舎がまちづくりの起点に
2006年末に高架化されたJR九州の日向市駅は、いまや町の顔であり、地元の誇りであり、そしてまちづくりのシンボルである。高架上のプラットホームは、地元のスギ集成材が支える幅18…
-
企業の発展は地域の元気あればこそ
運行開始時、大きな話題を呼んだクルーズトレイン「ななつ星in九州」を始め、駅舎などの各施設でも、九州旅客鉄道(JR九州)は地域の木材を積極的に活用している。目指すのは、地域との…
-
-
参道に溶け込む伝統の木組み
太宰府天満宮の参道沿いに建つスターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店は、断面が60mm角、長さ1.3~4mのスティックのスギ材2000本を、伝統技法で織り上げるように組ん…
-
伝統の木組みで“パイナップル”な建築
角材をバラバラと組み上げた不思議な建物を、道行く人たちが見上げていく。その正体は、台湾の菓子メーカー、SunnyHillsの日本初となる店舗だ。パイナップルの実からジャム状のあ…
-
2020年までにどんな木造建築が建つようになるのか
10月21日、東京目黒区の目黒雅叙園で「木材活用フォーラム2015」が開催された。会場では、セミナープログラムとして識者による講演も行われ、多くの聴講者を集めた。最初に壇上に立…
-
高まる建て主の意識、国産材で社会貢献を
世界的に活躍する建築家の隈研吾氏は、早くから木材に着目し、その魅力を伝える作品を数多く生み出してきた。環境意識が高まるなか、最近では国産材の活用を要望する企業や建物オーナーが増…
-
森林の若返りを図り、多面的機能の維持を
日本の国土の約7割は、森林が占めている。主要諸国のなかでは、フィンランド、スウェーデンに次ぐ世界3位の森林資源国だ。しかし、その森林が今、危うい状況に差し掛かっている。森林の恩…
-
みなとモデル認証で初の最高ランク取得
東京・港区にある三菱地所グループの研修施設、高輪フォーラムは、都心では珍しく、大型建物で木造を採り入れている。中庭を囲んでロの字型に回遊できる建物は主に木造で、一部が鉄筋コンク…
-
地域材の普及に向けて自治体も各種の支援策
国や地方自治体が、国産材による建物の木質化・木造化の支援や、評価の動きが広がりつつある。自治体で目立つのは、地域材の活用を促進する取り組みだ。地域材の活用は端緒についたばかりで…
-
きちんと作られた集成材の寿命は50~70年以上は当然ある
CLTなど新開発の木質材料を使おうと検討している人たちが最も気にかけていることの一つが耐久性だろう。特に接着剤の寿命がどのくらいあるのか、接着性能がどこまで維持されるかは、接着…