
特設
木材活用最前線
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建物を支える柱梁に、火災に強い木質部材
太い木材の柱梁が行き交う大空間というのは珍しい。ウッドスクエアと呼ばれるこの建物は、木造住宅を供給するポラスグループ各社やPO HAUS Dvのショールーム、グループのポラテッ…
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山、森、木材はいまどうなっているのか
戦後、日常生活を取り巻く多くのモノや道具が木材から金属や石油化学製品に置き換わっていくなか、日本の木材需要を支えてきたのは住宅だった。その結果、木材を生産・加工する山や製材の現…
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東京都心部の木質化建築物を巡る
日経BPインフラ研究所の主催で2015年6月から開催してきた「中高層建築への木材利用促進の可能性について検討する研究会」は、技術面、投資面からみた木材利用の可能性と課題について…
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「働き方」の変革を自社オフィスで実践
れからの価値創造に向けた「働き方」の変革を提案している内田洋行が、その発想に基づく「働く場」を、自社オフィスで率先して具現化している。自席を固定せず、共有スペースを自律的に使う…
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地域材や認証で木造店舗を展開
商業施設の建設で国産材の普及が期待されるなか、幹線道路沿いなどで広い駐車場を持つコンビニエンスストアでは数年前から木造店舗が建てられ始めている。
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耐火木材を使い、都心に“木の殿堂”
繁華な都会でも、木造の建物はつくれるし、内外装にも幅広く使える―。木材利用の普及と啓蒙を目指し、“木の殿堂”として建てられたのが、大阪木材仲買会館だ。築50年超の老朽化した鉄筋…
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木はゆっくりゆっくり燃える
中高層建築物の構造や内装で木材はどこまで使えるのか。その点を考えるうえでカギを握るのが木造建築物の防耐火性能だ。4階建て以上の共同住宅など都市型木造建築物の構造設計・防火設計で…
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鋼構造オフィスビル床の木質化実現に向けて
住宅分野での木材利用は飽和状態にある日本。建築物での木材利用をさらに高めるには、非住宅分野の建築物で大量に木材や木質材料を使用する可能性を探らなければならない。では、鋼構造が主…
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施工中でも涼しさや暖かさを体感、住宅の構造見学会
温暖な四国で省エネ住宅の実績を伸ばす石川組(香川県観音寺市)は、施工中に構造見学会を実施している。完成すると隠れてしまう建材を見せながら、涼しさや暖かさを体感してもらうのが狙い…
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「環境不動産」の現状と可能性
木造建築には、CO2排出量を抑制し、エネルギー効率を高めた不動産という特徴がある。このような性能が積極的に市場で評価されるようになれば、中高層木造建築の促進に結びつく可能性があ…
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多摩産材で木造駅舎を再現
東京都品川区にある東急池上線の戸越銀座駅は都内では珍しい木造の駅舎が特徴だ。開業から約90年、街の顔としても親しまれてきたこの駅舎が、再び木をふんだんに使った駅舎として生まれ変…
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鑑定評価・減価償却の考え方と投資家の思考法
中高層木造建築を進めていくには、不動産市場における木造のとらえ方、評価が重要になってくる。ファンド、REITなどは木造建物を資産としてどのように評価しているか。木造では減価償却…
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「木造」に付加価値がある物件は投資対象に
「木造であること」「木材を活用していること」は、不動産の流通市場でどのように評価されているのか。木造建築物の取引事例と不動産価値について、「日経不動産マーケット情報」誌の前編集…
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4重ガラス木製窓で木造住宅の壁相当の断熱性
2枚の複層ガラス障子を組み合わせた4重ガラスで、開口部の断熱性能を木造住宅の壁と同等に──。そんな高性能サッシが製品化された。
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商業施設や医療・高齢者施設に期待
中高層分野でも7割の実務者は木造建築に関心を抱き、商業施設に加えて医療・高齢者施設に対する利用意向が高い。日経BP社が運営する「日経不動産マーケット情報」「ケンプラッツ」の読者…
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ビルを軽量化して工期も圧縮
2016年には国内でCLT建築物が竣工ラッシュを迎える。建物の上の階だけを木造にして軽量化と工期短縮を図る、床部分にCLTを導入して基礎工事を軽減するなど、新たな技術開発も加速…
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中小建築物でCLTの活用に挑戦した9事例を公開
木の単板を互い違いに積み重ねて接着したCLTは、国産材の利用促進が期待される新しい木質建材だ。ただ、面倒な構造計算が必要、材料費が高いという課題がある。中小建築物での導入事例を…
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木造建築の促進で国産材の需要創出を
昨年の建築基準法改正では、防耐火規制の緩和により、3階建ての学校等を木造でも建てやすくするなど、木造の可能性が大幅に広がった。わが国の豊かな森林資源を活用して、循環型社会を実現…
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「木」本来のよさを活かし人に寄り添う建築を
建築家・手塚貴晴氏は、木を使った建築を数多く手掛けている。きっかけは、ふじようちえん(東京都立川市)。鉄骨造の仕上げにふんだんに木を使ったことで、園児たちが生き生きと遊ぶ空間と…
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低層木造を都市のアクセントに
木造の可能性が広がってきている。だが、鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて木造は分かりにくいと敬遠しているのが建築実務者の本心ではないか。木の新しい可能性について考えるNPO法人…